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2008.10.17

いわゆるニキビ用化粧品について1.2

引き続きニキビ用化粧品についてです。

敏感肌用とされるものを説明する前に多く見られるようになった「大人ニキビ用」と宣伝される化粧品についてです。

大人ニキビ用化粧品は、大きく2つの方向が見られ、美容皮膚科などで販売されるドクターコスメの系統。
また一方は、今後お話しする敏感肌用と言われるジャンルにかかわるニキビ用化粧品です。

まずドクターコスメなどの宣伝文がある化粧品は、主にビタミンCを添加した化粧品が多くあります。「何%配合」などのビタミンCの配合率、濃度(水・油溶性)を製品の特性にし、「配合率が高いと効く・浸透すれば効く」といった宣伝が見受けられます。

まずビタミンCはニキビに関していえば、皮脂分泌の抑制、ニキビ跡の色素沈着、コラーゲンの生成と、ニキビ、ニキビ跡にかかわる悩みに対して有効かつ重要な働きがあります。

またイオン導入といった刺激の緩和な方法を行うことで、成分による成果を「ある程度」得ることはできます。もちろん薬事法に基づいた範囲内とお考えください。

ただし、どのような成分であってもニキビの形成条件である

毛穴がふさがれる、皮脂の過剰な分泌、ニキビ菌が増える

に関しては配合成分による症状への作用を期待しても、なかなか解消されないことが多くあります。

なぜか?の前に、まず基本的な知識に基づいて考えていきましょう。

まず皮膚自体は、化粧品成分による作用に反応する以上に、皮膚の本来の役割・機能を優先的に行います。

皮膚は体の外の環境に対して、体内を安定ことが本来的な役割です。
たとえば空気の湿度や温度の変化、紫外線、細菌や汚れ、異物の付着などの影響から、体内の恒常性維持をすることが、本来の役割の本質です。

たとえば毛穴が塞がれるのは、皮膚表面の角質層の形成に問題があります。

(※多くのピーリング系の製品や、先日お話したニキビ用化粧品は、「コレをはがせばよい」という考え-ある意味でニキビをつぶすのと同じ要領ですね。)

そして、角質層の形成に対処する「よい成分」があるとします。

そしてそれを塗布するだけで、角質層は正常に形成されるかというと、なかなかうまくいきません。

なぜなら上記の環境の変化などの刺激があれば、皮膚が「必要な役割・機能」を果たすからです。

例で言えば、シミです。

「シミにはビタミンCが有効だ」ということはよく言われます。

そしてビタミンCを配合した化粧水や美容液、クリームなど塗る。

しかし、その後皮膚を乾燥させる、摩擦が加わる、紫外線を浴びるなどの外的な刺激があれば、皮膚はどうなるでしょうか?

皮膚は当然それらの刺激に対する反応を起こさざるを得ません。

メラニン色素は生成され、酸化し、黒化します。

その結果「ビタミンC配合の化粧品を塗ってもよくならない」となります。

が、これはビタミンC云々の問題では無いですよね。

ですから、そのような成分に期待するにせよ、まずはこのような反応を「しなくてもよい」という状態を形成・維持することが優先されるのです。

そうすることで初めて有効成分も「有効足りえる」条件がそろうわけですが、この点について、化粧品販売業者はお構いなしで「成分についての宣伝」をします。

また、そのような宣伝を「知識」ととらえて読み続けると、どうしても「皮膚の問題」に意識が向きませんよね。

上手くいかない場合、どうしても「何の成分が効くのか?」と考えてしまう。

肌トラブルを解消するにはまず、お肌を「トラブルを起こす必要がない状態に維持しておく」ということを優先にすることがかかせません。

その上でのプラスアルファとして、これらの方法を行うべきなのです。

また、多くの場合「トラブルを起こす必要がない状態に維持しておく=角質層の正常な形成・維持」さえできていれば、ニキビに強い健康な肌の人と同じです。

そのため、これらの特殊な化粧品類を使用することなく、キレイに解消されることがほとんどです。

まずは、お肌をどうしておくか?という優先順位を意識していきましょう。

そのためにもあなた自身が「お肌がどうなればいいのか?」をよく意識することが重要になります。

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お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2008.10.07

いわゆるニキビ用化粧品について1

前回、ニキビ用化粧品には、脱脂力の強いさっぱりしたテクスチャーのものと、そうでないタイプがあるとお話しました。

そして今回は脱脂力の強い、さっぱりしたタイプのものについてのお話です。
このタイプのニキビ用化粧品は、いわば普通のニキビ用化粧品ですね。

まず、お肌でニキビが作られるのは毛穴です。
毛穴にはいくつかの種類がありますが、ニキビは主に脂腺性毛包という毛穴で形成されます。

簡単に言えば「皮脂腺(脂を出す部分です)が発達していて、産毛などの細い毛は生えている毛穴」です。

ニキビの形成は、まず

この毛穴がふさがる(皮脂の出口が無くなる)
皮脂分泌量が増加する(毛穴から出れない皮脂がたまる)
にきび菌の増殖(にきび菌は空気が嫌いで皮脂が好き)

という条件が重なり、形成され、炎症が起きることで「ニキビ」となります。

一般的ニキビ用化粧品は、それぞれ、これらの形成条件に対処するようできていることが多くあります。

毛穴がふさがることは、毛穴の角質層が肥厚・剥離し、起こりますが、この状態をはがす、溶かすなどのために、角質除去やピーリング作用のある成分を配合した洗顔や化粧水などを配合した製品。
基本的に角質層を除去しますから、手触りも「つる」っとしか感触を得ることができます。

皮脂分泌の増加に関しては、これを化粧品でストップすることは不可能ですが、「出たものを取る」ことはできますから、脱脂力の強い洗顔料、化粧水などを使用します。また保湿用などをいう商品もさっぱりした感触のものを使用します。

またにきび菌を殺菌するなども宣伝する商品もありますが、薬事法上の問題もありますから、さほどの作用もありませんし、それで菌が死滅しいなくなることもありません。

ひとまず、ニキビ用化粧品でこれらを行うことはできるので、「じゃあこれで治るはず」と思えてきませんか?

思えるはずです。そして、実際「売れている売れている」と宣伝するように多くの方が、このような製品を使用していることと思われます。

で、治るのかと言えば、「治る・治らない」を述べる立場にはありませんが、ひとまず「症状への対応」という目的に対しては、筋の通った方法論ということは言えると思うのです。

「形成されたニキビ」「形成されかかったニキビ」に対しては、効果的なアプローチではあると思います。

しかし、問題点もあります。

これらの方法は、あくまで「対症療法的」なアプローチはできますが、「ニキビができ続ける」というケースに対しての解決を目的とはしていないと言うことです。
「予防」と言う言葉は使っていても、実際には「早期にニキビを破壊する」「ニキビができそうな部分を皮膚ごと破壊する」という方法論だからです。

健康でキレイな状態のお肌は、このようなことをしなくても、ニキビはそうそうできませんし、たとえば「ケーキを食べ過ぎた」などの後にできるとしても、特にこのようなことをしなくても、悪化せず自然と早くキレイに治るものです。

さらに、ニキビ用化粧品の使用はニキビの破壊のために、皮膚表面を破壊します。

このような方法を長期的に行うと、同時に正常な皮膚表面が形成されない状態も続く結果になります。

正常な皮膚表面が正常に形成されずにいると、「特にニキビへの対処をしなくても、悪化せず自然と早くキレイに治る正常な肌」になることはできません。

つまり、目的を「正常な肌に回復する・きれいにする」と考えるのか、
それとも「にきびをつぶし続けることで、にきびを予防する」と考えるのか、

最初の目的をどのように設定するかによって、方法も結果も変わってくるのです。

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お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2008.10.02

ニキビ用化粧品のトラブル急増!

以前までは当社にご来店される方、ご相談される方の多くは、
「皮膚科でのニキビ治療」でもニキビを止められないといった方が
多くいらっしゃいました。

ですが今年のはじめあたりから、ご来店されケアを始められたお客様
そして寄せられるご相談のなかにもニキビ用化粧品によるトラブル、
お悩みについてのご相談が増加しています。

あなたもニキビ用化粧品を使用していて、以下のような
経験をされたことはありませんか?

・いつまでもニキビが治らない

・減った気もするけどニキビが大きく赤くなったり悪化した

・ニキビはましになったけどニキビ跡が消えなくなった

・ニキビ以外にもカユミや赤ら顔も出るようになった

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化粧品市場のうち、ニキビ市場というのは規模としては非常に小さいものですが、その製品特性は、大きく分けて2つの傾向が見られます。

1つは従来的なニキビ用化粧品。

毛穴からの皮脂分泌、角質層の肥厚で毛穴がふさがれることなどが、ニキビの形成にかかわります。

そこで脱脂力の強い洗浄料やテクスチャーの使用、ひと段落の傾向がありますがピーリングのブームもあり、サリチル酸などを含む角質層を溶解させる傾向のニキビ用製品が多く製造・輸入されるようになりました。

もう一方、主に大人ニキビに良いと宣伝する敏感肌のニキビ用という化粧品。

以上のように大きく分けると2つの傾向を見ることができます。

次回は、前者、従来からあるニキビ用化粧品について考察します。

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