2010.08.02

夏と肌トラブル

夏休みといえば、私も周りの子どもらも、皆真っ黒に日焼けし、肩の皮がムケていました。

日焼けは皮膚表面の色素細胞が活発に色素を出すことで起きる現象です。

これは紫外線を皮膚深部まで届けないための大切な人体の防御機能です。

この防御機能は、同時に皮膚表面を大急ぎで作らせる防御機能とも連動します。

結果、「黒くなる」+「皮ムケ」といった状態が併発します。

美容上ではシミや傷跡などが残る、肌荒れなどのトラブルですが、「生き物の仕組み」と考えると、必要な機能でもあります。

このように、

  • 生き物としては必要な機能

ではあっても、

  • 美容上、困った機能

というものが人体にはあります。(「食べると太る」は典型ですね・・・)

「どちらを取るか?」という考え方はありますが、基本的には「どうやって両立させようか?」と考えるほうが私達にとっていい結果をもたらします。

スキンケアの質

良質のスキンケアとは

  • 「生き物として必要な機能」

  • 「美容上きれいな状態」

を両立させる方法です。

そのために清潔にし、乾燥を防ぎ(保湿)、刺激からの保護を行います。

皮膚はほうって置けば、紫外線や乾燥、細菌や刺激物質の付着などに反応します。

黒くなり、厚く硬くなり、炎症します。これらがニキビの条件がそろう原因になったり、肌トラブルの要因や肌トラブルそのものです。

もともと丈夫で見た目にきれいな肌は、刺激にむやみに反応しなくてもいい皮膚表面を作れますので肌トラブルも比較的穏やかで、早く正常に回復できます。

ニキビ解消は肌質によって優先順位がある

でも、アレルギー体質、過激なケアの継続、環境や生活習慣、年齢によって、このような肌を作れない場合、一度トラブルが起きると、強く反応を起こしやすく慢性化しやすく、回復しにくくなります。

慢性的な肌トラブルは問題解決が先決です。これができないと、どんな治療を行っても問題を繰り返すからです。

ですので「肌任せ」や、肌を傷つけるケアでは、トラブルを解消できません。

「お手入れ」=スキンケアは、肌が丈夫じゃない分「手を掛けてやる」です。

スキンケアによって様々な刺激に「反応しなくてもいい状態」をつくり、それを「持続させること」で、健康で見た目にもきれいな状態をつくれるようになります。

これはある意味「手をかけて育て続けること」で可能になることです。ほうっておいても良くはなりませんし、手を入れる方法を間違うとかえって問題が起きます。

皮膚の本来の仕組みにあわせて、それがきれいに育つように、丁寧に時間を掛けて誘導していくことが重要なのです。

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お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2009.10.15

にきびとメイクの非常識な関係

にきびやニキビ跡にお悩みの場合ではベースメイクやファンデーションに抵抗があるという方は多くいらっしゃいます。でもこれは誤解のある話しです。ここを間違うと実際には、 (続きを読む…)

お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2009.07.06

にきびの「原因と解決」の問題

「●●の治療をしたけどにきびが治らない」
「●●の商品を使っているのににきびが治りません」
「私のにきびは●●が原因と言われましたが・・・」

にきびの「原因」についてはさまざまな説がありますよね。

この場合のにきびの原因はこれです。
ここにできるにきびは体内でこうなってるから・・・

このようなお話を見たり、聞いたりという経験があると思います。

あなた自身も「んーそうなのかな?」と納得いくような
いかないような、という気持ちでいらっしゃると思います。

実際のところ、にきびはさまざまな要因が重なり合い
形成されるものです。

例えば20代後半の女性でにきびのお悩みがあれば「大人ニキビ」というお話を
されることがあると思います。

そして「大人ニキビの原因はホルモンバランスの乱れ」と
説明を受けることが多いともいます。

そしてこの説明は「間違い」ではありません。

ありませんが、それだけで

・にきびができ続ける
・ニキビ跡が残る

ということになるのでしょうか?

同じように生理不順や生理が重い、という方が
長期的ににきびやニキビ跡にお悩みでしょうか?

ここでお話したいのは、にきびそのもののことではありません。

ここで重要なのは
「複雑な問題を単純な原因で説明して終わらせる」という思考法です。

そして、このような考え方は市場にあふれています。

・にきびの原因はにきび菌
・にきびの原因は毛穴がふさがること
・にきびの原因は皮脂

ホルモンバランス、食事、毒素、遺伝、

など、それ自体は間違いではありませんが(間違いもあるかもしれませんが)
これらが「重なること」に対する問題の解決や
「重なり続けること」の問題解決は目にすることはありません。

よくテレビの通販番組で、「これを飲んでこの症状が治った」と
いうような内容のものがあります。
多くは「体内でこの成分が足りなくなった→これを飲めば」ですよね。

(プラシーボ効果、というのもあるので全面的に否定する気はありませんが)
ここで見られるのは
「複雑な問題を単純な原因で説明して終わらせる」
です。

これは一つには「マスコミ」の問題でもありますし、
もう一方の(私も含めた)「消費者」の問題でもあります。

このような思考法に慣れてしまっているわけです。
そして、この思考法の枠組みの中でしか「問いと答え」を
くり返していません。

それで解決する問題であれば、そのほうがシンプルでいいのですが
問題そのものが複雑な要因が重なるものである場合、
「簡単でわかりやすい答え」は答えになっていない可能性があります。

「問題が複雑なら、答えも複雑」

そういうこともありますし、悩みが解消しないのは
「問題の捉え方」そのものを見直す必要があります。

「わかりやすい答え」のメリットは「わかりやすさ」だけです。
「欲しかった答え」は「正しい答え」とは限りません。

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お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2009.03.07

ニキビと乾燥肌

お肌に具体的な「悩みの症状」がある場合では
どうしても、それを「治そう」と考えてしまうものです。

ニキビができれば「にきびを治そう」
赤ら顔なら「赤ら顔を治そう」と、考えてしまうことは、
何も不思議なことではありません。

しかし、その前提にあるのは
「気になる症状が治れば、悩みは解決する」です。

そうなればニキビや、その他症状を「治す」ために
さまざまな治療、エステ、化粧品を使用します。

ところが思わしくない結果になる・・・

もちろん「治らない」というわけではありません。

多くの場合、これらを実際に「治る」根拠があるから
そう宣伝されているのです。

でも「治らない!」といわれる方も多くいらっしゃると思います。
これはどういうことか?

これは「治しても、また出る」ということです。
「また出る」をして「治らない」です。

しかし「現在の症状を治すこと」と
「トラブルが起きないようにする」は
同議ではありませんし、目的も方法も異なります。

これについては明日。

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お肌悩みのご相談は→にきび、赤ら顔解消の極意

2008.12.12

ニキビの「くりかえし」について

お肌に悩み、ご来店される方の多くはニキビ、にきび跡、
赤ら顔などの敏感肌症状といった肌トラブルを
かかえていらっしゃいます。

ここ1年は主に、「にきび用化粧品でも効かない」
「にきび用化粧品で悪化。赤くなる、痛い。」などの、
お悩みを抱えた方たちがご来店されます。

そして、このようなお悩みと同様に、それ以前から、
「ニキビ治療」に関するお悩みをお持ちの方の
ご来店がずっと続いている状態です。

これについても「にきび用化粧品」と同じように
(時にはさらに深刻に)「悪化、効かない」といった
お話を伺うことになります。

その理由についてです。

仮にニキビにお悩みの立場でも、ほうっておいても
皮膚の自然治癒で、一時的で済むケースもありますし
多くの場合のニキビは、そのように解決します。

人口の90%がニキビの経験を持つと言われますが
人口の9割のうち、ほとんどの方は「悩み続ける」という
ことはありません。

同じニキビでも「一時的で済む」と言う場合と
「慢性的にニキビができ続ける」という場合があるのです。

これを「一時的ニキビ」「慢性にきび」と分けてもいいのですが
分けてしまうだけでは、根本的解決にはつながりません。

この2つの差は

「一時的で済む肌」

「慢性化してしまう肌」

の差だからです。

できているニキビそのものは、進行度によって違いはあっても
基本的なメカニズムは同じです。

であれば違うのは「肌-肌質」です。

※肌質というと、「オイリー肌」とか「乾燥肌」「敏感肌」といった
化粧品販売でよく見聞きするものを思い浮かべますが
これらがいう「肌質」は「質感・感触」のことにすぎません。

私がいう「肌質」は
「普通の丈夫で健康な肌」
「外的刺激や心身の変化に敏感な肌」の2つです。

前者であれば、ニキビは皮膚の上では問題になりませんし、
一時的にできても、にきび用化粧品、エステ、治療でも
特に何もしなくても(何もしないほうがいいかも)
解消していくものです。

しかし、「外的刺激や心身の変化に敏感な肌」では
このようにスムーズな回復は困難です。

仮にニキビができると、慢性化しやすく、跡が残りやすく
化膿や炎症を起こしやすく、赤ら顔、皮ムケ、肌荒れ、皮脂分泌の亢進
毛穴が目立つなど、複数のトラブルが併発しやすいものです。

この状態に陥った肌に対して、
にきび用化粧品を使用したり、過激な治療行為を行うと
皮膚はその役割から「過敏な反応」をさらに起こしますから

「今あるニキビ」に効果があったとしても
「肌の問題解決」とは程遠い結果となったり、逆効果となります。

かといって無添加・オイルフリーを宣伝する敏感肌用化粧品の使用は
基本的な化粧品の役割(清潔・保湿・保護)を果たせていないことが多く、
その製品特性も消費者の誤解・不安のあおりを前提としている以上
不安も無いが成果も無いといったご相談が寄せられることも
不思議なことではありません。

いずれの方法も、
「外的刺激や心身の変化に敏感な肌」
を↓
「普通の丈夫で健康な肌」に回復することを
「目的とはしていない」のですから、
上手くいかないことは、何も不思議なことではありません。

そして、「普通の丈夫で健康な肌」に回復することを
目的とした方法を行うことこそが
「くり返すトラブル」の解決方法であると
あなたは知っておく必要があります。

先日お話したように、なかなか「正確な情報を得るための知識」は
得ることができませんし、その判断のための思考も
容易ではありません。

でも、そんなことしてたら生活成立しませんしね。

筋道立てて、しっかり問題を理解したい方は、まずご相談を。

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